タグ:クレアモント

2018-09-11-08-30-38

JIM BEAM RYE PRE-PROHIBITION STYLE 80 Proof
ジムビーム・ライと言えば黄色!と言うイメージだったのですが、2015年に長年親しまれたイエローラベルからパッケージがリニューアルされました。アメリカン・ウィスキー業界全般に「ライは緑」みたいな流れがあるので、それに従っただけかも知れませんし、同社のノブクリーク・ライも緑ラベルですから統一したのかも知れません。そのリニューアルに際し、ラベルには「PRE-PROHIBITION STYLE」と書かれるようになりました。このプリプロヒビションスタイルというのは、禁酒法以前のスタイルに立ち戻った、という意味でしょう。まあ、マーケティング手法の一つですが。
で、飲んでみると、凄くフルーティーでさっぱりとした飲み口が美味しいです。青リンゴの香りとか。昔のイエローラベルより美味しくなった気がします。よりライウィスキーらしくなった印象です。まさかマッシュビルに変更があったのでしょうか? それとも単なる生産年違いの風味違いに過ぎないのでしょうか? ビームの広報によると、ビーム家に伝わるレシピの中でも最も古い物を使っているとかなんとか言ってるのですが、それがどのレシピを指しているのか判然としません。熟成年数は最低4年であろうと思われますが、もしかするとイエローラベルより熟成年数の長い原酒が混ぜられているのでは?と想像します。それならばマッシュビルの変更はなくてもアップグレードに相応しいですからね。ともかくも美味しく感じるし、ボトルデザインもいい感じだし、今回のリニューアルは大歓迎です。
アメリカではボトルの形状が違う45度の物が一般的みたいで、そちらのほうがより飲み応えがあるのは間違いないですが、これはこれで軽ろやかな飲み物として成立してます。なにより1500円でこの旨さは常備酒にぴったり。
Rating:82/100

2018-09-11-08-14-15

JIM BEAM White Label 80 Proof
2012年ボトリング。キャラメル、焼きたてパン、フレッシュフルーツ(強いて言うとマスカット)、樽香、どれもが弱々しく香る程度。でもバランスは良い。売れてる本数から言っても味の採点基準にちょうどいいかと。
Rating:78/100

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