

JACK DANIEL'S SILVER SELECT SIngle Barrel 100 Proof
シルヴァーセレクトは免税店向けの製品として開発され、通常のシングルバレルより少し度数が高いのが特徴で、ひと昔前まではジャックダニエルズで100プルーフと言えば、これ、というイメージがありました。調べてみると、1997年から発売され、それから2010年までが少し丸みのあるボトルデザインだったようです。その後、画像のような少し角ばったボトルデザインとなり、2015年には終売。2016年初頭からは通常のシングルバレルと同系デザインの100プルーフが発売されています。
中身については、箱には熟成庫の最上階で熟成されたと書かれています。ジャックダニエル蒸留所ではハニーバレル(特に出来の良い物)は大概上層階から選ばれますね。私が気になるのは、通常のシングルバレルと較べてシルヴァーセレクトがよりクオリティの高い物が選ばれているのかどうなのかというところなのですが、調べても判りませんでした。デザインに気合いが入ってる分、その可能性はなくはないと思います。逆に単に度数が高いだけの可能性もありますが。
飲んでみると、セメダイン、キャラメル、メープルシロップ、スモーク、ローストナッツ、バナナといったジャックの特徴が濃ゆく味わえ美味しいです。さほど特別ではないかも知れませんが、流石に50度のジャックは安定しているなという印象。ちなみに本ボトルは推定2011年のボトリング。
Rating:87/100
コメント
コメント一覧 (4)
最近になって買ってみたら、ラベルデザインがチェンジしてましたね。
新しいラベルのものを飲んでみました、、
BARREL No.16-2977
BOTTLING 4.27.16
シングルバレルより僅かに濃い色合い。香りから濃密な甘さを感じる、ちょっとマロンぽい良い香り。
アタック、少し舌がじんわりピリピリとする。
5%の違いでここまで変わるかという、フレーバー、味わいの密度。
溶剤系の風味が強く感じられ、煮詰めたメープルシロップ・キャンディ、鼻抜けに樽由来の香ばしい香りがしっかりと。ドライというより、個人的にはスイートに感じる雰囲気。
度数なりの満足感があり、シングルバレル(45%)より好みでした。価格もそれほど違わなかったようにも記憶しており、選ぶならこっち買うかな、、と思っちゃいます。
スコッチマンさん、詳細なテイスティングありがとうございます!
こちらは良さげな評価ですね。度数以上にバレルセレクトの違いが感じられそう。
もしかするとある種、量産されていると言えなくもないシングルバレルより、シルヴァーという特殊な色をラベルに使う以上、バレルセレクトの選定が厳しい可能性がありそうな気が…と、スコッチマンさんの感想を見て思っちゃいました。
コメント、記事を拝見して、
>通常のシングルバレルと較べてシルヴァーセレクトがよりクオリティの高い物が選ばれているのかどうなのか?
その点に全く着目していなかったので、なるほど〜そうか違うのかもな、、と思い始めました。
(詰めた年代や時期も違うので正確な比較にはもちろんならないのですが)
今度実験的にシルバーを45%まで加水して、違いがあるか感じてみようかな と思いました。
今度は手持ちのシングルバレルについてのコメントなど、失礼させてもらえればと思います!
探求熱心ですねえ😁頭の下がる思いです。
コメントどしどしお待ちしておりますよ〜、ウィスキー探求には情報共有が一番ですからね!