

(画像提供Y.O.氏)
オールド・リップ・ヴァン・ウィンクル・オールド・タイム・ライは、その名の通りオールド・リップ・ヴァン・ウィンクル・ブランドのライ・ウィスキーな訳ですが、現在も販売されているヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ・ライの前身と見做していいかも知れません。オールド・リップ・ヴァン・ウィンクル15年のバーボンが2004年にパピー・ヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ15年に置き換えられたのに似ています。なので、ここではヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ・ライの今日までの足跡を辿ってみましょう。

(Old Rip Van Winkle Distilleryの公式ウェブサイトより。彼らの全ラインナップ)
オールド・リップ・ヴァン・ウィンクル・ディスティラリー(ORVWD)のラインナップ中、ヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ・ライは唯一のライ・ウィスキーなので「ライのパピー」なんて呼ばれることもあったりします。オールド・リップやらパピー・ヴァン・ウィンクルと言うと、高名なスティッツェル=ウェラーと結び付けられることも多いのですが、スティッツェル=ウェラー蒸溜所ではライ・ウィスキーを蒸溜していませんでした。そしてORVWDは、実際の蒸溜所を表すのではなく単に蒸溜事業会社の名前であり、彼らは所謂NDPなので、そのライはヴァン・ウィンクル家が蒸溜したものでもありません。ヴァン・ウィンクルのライは90年代半ば過ぎから後半頃、オーウェンズボロのメドリー蒸溜所が84年か85年に蒸溜したウィスキーを単一のソースとしてスタートしました。おそらくメドリーは何処かのボトラーの依頼でその時ライを蒸溜したと思われますが、それらは何らかの理由で売れ残り、後にユナイテッド・ディスティラーズがメドリーの資産を獲得すると、彼らは不要と判断した蒸溜所やブランド、そしてバレルを売りに出したので、それをジュリアン・ヴァン・ウィンクル3世が購入したのでしょう。この頃の彼はローレンスバーグのオールド・コモンウェルス蒸溜所でウィスキーをボトリングしています。メドリー・ライのマッシュビルは、一説には51%ライ、38%コーン、11%モルテッド・バーリーとされているのを見かけました。真偽の程は定かではありませんが、真実から遠く離れてはいなそうな気がします。このメドリーのウィスキーは、完全なシングルバレルではなかったようですが、時々は一度に1バレルしかボトリングしないこともあったとジュリアン自身が語っていました。
初めにリリースされたのはネック・ラベルがゴールドのオールド・タイム・ライでした。ボトルの肩に熟成年数を示すシールがなく、ラベルに「12 SUMMERS OLD」と記載され、おそらく96年ボトリングと推定されます(トップ画像の物)。これにはボトル・ナンバーはありますが、ロットを示すレターがありませんでした。続いて翌年からネック・ラベルがブラックのオールド・タイム・ライが発売され、こちらにはロットのレターが付き、Cレターの物も確認出来ることから、多分、数年間は販売されたかと思われます。ゴールド・ネックは実際に12年熟成のようですが、ブラック・ネックは12~15年熟成の可能性があるようです。オールド・タイム・ライはどれも90プルーフでボトリングされました。

1998年、同じソースからヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ・ライ13年として背の高い「コニャック」ボトルにボトリングされた物が日本に輸出されます。同じ頃、ハーシュ・セレクション名義でプライス・インポーツのためにも同じライがボトリングされました。1999年にはヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ・ライ13年がアメリカの市場でも発売されます。13年熟成のファミリー・リザーヴ・ライは、更に5年間バレルの中で熟成を続けたにも拘わらず、同じ熟成年数表記で毎年リリースされました。聞くところによると、ファミリー・リザーヴ・ライの最初の方のリリースには、全ての物ではないと思われますが、ボトルの首に付いたハングタグ(ブックレット)に実物のライ・グレインが入った小さな包みが付属していたそうです。当時は今と違ってまだライ・ウィスキーの低迷期でしたから、ライに馴染みがない人々へ穀物そのものを紹介するマーケティングだったのでしょう。
一見すると普通のヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ・ライ13年かと思ってしまいそうな、「1985」とヴィンテージがラベルに表示された特別なファミリー・リザーヴ・ライが2000年前後あたり(一説には2001年)にヨーロッパ市場へ向けてボトリングされました。このウィスキーの実際の熟成年数は15年と見られ、唯一の100プルーフでのボトリングであり、唯一「チルフィルタードではない」とラベルに記述のある物でした。アメリカでは一般的ではなかったアンチルフィルタードは、マニア層の多いヨーロッパでは望まれており、ジュリアン自身もウィスキーの冷却濾過は風味の一部を取り除くと確信していたので実験的に試してみようと思った、と語っています。冷やすと曇りが出るが、それは風味の問題ではなく飽くまでも外観上の問題であり、そのことはヨーロッパでは問題にならない、と。このライは彼によると「私のフランスの顧客の要望で提供された」そうですが、イタリアの勘違いではないかと云う指摘もあります。それは兎も角、この希少でコレクター垂涎のボトルをジュリアン自ら「私たちが世に送り出したライの中で最高のものだった」と言ったらしい。

2001年1月にはハーシュ・セレクションの2回目(最終)のボトリングが行われました。実際の熟成年数は16年か17年でした。2002年にバッファロー・トレース蒸溜所との提携を果たしたジュリアン・ヴァン・ウィンクル3世は、ボトリングをローレンスバーグから同蒸溜所のあるフランクフォートに移します。
前述のように、ヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ・ライは初めてボトリングされた時は13年でしたが、ボトリングされた年によって実際には13~18年熟成していました。このウィスキーが19年熟成となった時、これ以上熟成を進めるべきではないと判断され、2004年にバレルから取り出されてステンレス・スティール・タンクに貯蔵されます。その際に旧バーンハイム蒸溜所(もしくはジョージ・T・スタッグ蒸溜所)のクリーム・オブ・ケンタッキー・ライとブレンドされました。クリーム・オブ・ケンタッキーについては過去に投稿したこちらの記事を参照下さい。一説にはその比率は50/50とされています。このため、2004年から2016年までのファミリー・リザーヴ・ライの実際の熟成年数は19年でした。このブレンド処置はおそらくジュリアン3世の10年以上先を見据えた長期的な計画でした。ライが不人気な時分にライを購入し、もう一生分のライを持っていると思っていた彼でしたが、思いの外ファミリー・リザーヴ・ライは売れたのでしょう。その原酒がいつか枯渇するのは分かり切ったことなので、それを見越してバッファロー・トレースのライが彼のウィスキーに見合う熟成年数になるまでの間、年間290ケースしか製造しないようにキープして、10数年間ライをリリースし続ける計算があったと思われます。ところで、2012年にバッファロー・トレース蒸溜所のライがブレンドに加えられたという噂があり、真実かどうかは不明ですが、広く信じられているようです。兎も角、このブレンドが2016年に遂に底を突くと、2017年の一旦休止を経て、バッファロー・トレースで蒸溜された新しいバッチが2018年に初めてボトリングされました。以降、100%バッファロー・トレースのライとなって現在に至っています。

(Old Rip Van Winkle Distilleryの公式ウェブサイトより)
こうしたなかなかに複雑な経緯を辿ったヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ・ライのボトルの中身の原酒を把握するには、ボトリング年を特定することが重要になるのでざっと説明しておきます。ボトリング年はボトル・ナンバーの前に付くレターで主に判断します。各ラベルの上部には手書きのボトル・ナンバーがあり、通常はその前にアルファベットが書かれています。日本市場でのみ販売された最初のボトルにはレターがありませんでした。それに次いでアメリカ市場にてリリースされた1999年のボトリングから「A」が付きました。その後は順次「B…C…D…」と年毎にアルファベットが続いて行きます。2007年の「I」まで来ると、何故かそれは一旦終わり、2008年後半から再びレターは「A」から始まりました。しかし、新しい「A」と「B」は2年連続しています。その後は2015年の「F」まで年毎にアルファベットが進んで行き、2016年のボトリングで急に「Z」が現れます。これはタンクに貯蔵されたメドリーとクリーム・オブ・ケンタッキーのブレンドが終了したことを示すものでした。レターが被っている新旧の「A〜F」に関しては、2002年途中までの旧い物はボトリングされた地がローレンスバーグと記載されているので判り易いですが、所在地表記もフランクフォートで被っている物はボトルに刻まれたレーザー・コードで判断するのが最善とされます。バッファロー・トレースのボトリング・ラインは、2007年からボトルにドット・マトリックス・コードを使用し始めたとされているので、新しいレターの物にしかデイト・コードがない筈です。そして、2018年からまた「A」に戻るのですが、この時の物は数字の前ではなく、何故か数字の後ろにレターが来ます。で、これ以降はボトル・ナンバーを記載する欄すらないラベル・デザインに変更になりました。

下にネットで確認出来たヴァン・ウィンクルのライ・ウィスキーをリストしておくので参考にして下さい。これは噂に基づいた部分も含むので、確定的な情報でないことを念頭に置いて見て頂けたらと。左からブランド名、発売年、レター・コードやロット番号など、ラベルの熟成年数(実際の熟成期間)、プルーフ、推定ソース、所在地表記、ボトル形状/ガラスの色/フォイルやワックスの色、特記事項となっています。ボトリング年か発売年順に並べたかったのですが、細かくは判らないため多少前後するかも知れません(特に2000年前後の物は)。
VAN WINKLE'S RYE WHISKEY LIST
OLD RIP VAN WINKLE OLD TIME RYE|1996|No Letter(only number)|12 Summers Old|90 Proof|Medley|Lawrenceburg|Squat Bottle|Gold neck label.
OLD RIP VAN WINKLE OLD TIME RYE|1997|A|Aged 12 Years|90 Proof|Medley|Lawrenceburg|Squat Bottle|Black neck label.
HIRSCH SELECTION RYE|1998|Lot 97-1|13 Years Old|95.6 Proof|Medley|Lawrenceburg|Cognac Bottle, Green Glass, Black Wax|Bottling for Preiss Imports. This first lot would have been the same as a non-lettered VWFRR.
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|1998|No Letter(only number)|13|95.6 Proof|Medley|Lawrenceburg|Cognac Bottle, Green Glass, Red Foil|Japan only
LOTTAS HOME Papa's Private Family Reserve|1998|1207|13|95.6 Proof|Medley|Lawrenceburg|Cognac Bottle, Green Glass, Red Foil|A special bottling one for a German importer whose daughter was named Lotta, and sent out as her wedding invitation, aprx 60 bottles made.
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|1999|A|13(14)|95.6 Proof|Medley|Lawrenceburg|Cognac Bottle, Green Glass, Red Foil|First US Release
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE "1985"|Circa 2000|A|--(15)|100 Proof|Medley|Lawrenceburg|Cognac Bottle, Green Glass?, Black Foil|Unchillfiltered
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2000|B|13(15)|95.6 Proof|Medley|Lawrenceburg|Cognac Bottle, Green Glass, Red Foil
RED TOP RYE|2001|----|15 YEARS OLD|95.6 Proof|?|Lawrenceburg|Cognac Bottle, ?, ?|Homage to the Westheimer Family.
OLD RIP VAN WINKLE OLD TIME RYE|Circa 2000|C|Aged 12 Years(15〜16)|90 Proof|Medley|Lawrenceburg|Squat Bottle|Black neck label.
HIRSCH SELECTION RYE|2001|Lot 00-1|13(16)|95.6 Proof|Medley|Lawrenceburg|Cognac Bottle, Green Glass, Black Wax|For Preiss Imports. This is considered the same as the C-lettered VWFRR.
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2001|C|13(16)|95.6 Proof|Medley|Lawrenceburg|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2002|D|13(17)|95.6 Proof|Medley|Lawrenceburg, Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil|Bottling moved from Lawrenceburg to Frankfort this year.
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2003|E|13(18)|95.6 Proof|Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2004|F|13(Med19/CoK19?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil|Moved into stainless steel tanks, Cream of Kentucky blended with Medley.
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2005|G|13(Med19/CoK19?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2006|H|13(Med19/CoK19?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2007|I|13(Med19/CoK19?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2008|A|13(Med19/CoK19?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil|Letter code started over with "A"
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2009|A|13(Med19/CoK19?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2010|B|13(Med19/CoK19?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2011|B|13(Med19/CoK19?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2012|C|13(Med19/CoK19?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil|Rumored that Buffalo Trace distilled rye was added to the blend.
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2013|D|13(Med19/CoK19?/BT13?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley + BT?|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil|Larger font at bottom for "bottled by" and "ORVWD"
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2014|E|13(Med19/CoK19?/BT13?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley + BT?|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2015|F|13(Med19/CoK19?/BT13?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley + BT?|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2016|Z|13(Med19/CoK19?/BT13?)|95.6 Proof|Mix of CoK and Medley + BT?|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil|"Z" marking indicates last of the tanked Medely/Cream of Kentucky blend.
No Release in 2017
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2018|****A|13|95.6 Proof|Buffalo Trace|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil|Letter Comes After the Numbers
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2019|No Bottle Numbers|13|95.6 Proof|Buffalo Trace|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2020|No Bottle Numbers|13 |95.6 Proof|Buffalo Trace|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2021|No Bottle Numbers|13|95.6 Proof|Buffalo Trace|Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil
VAN WINKLE FAMILY RESERVE RYE|2022|No Bottle Numbers|13|95.6 Proof|Buffalo Trace| Frankfort|Cognac Bottle, Clear Glass, Red Foil


ちなみにリストでグリーン・グラスとあるのは上のようなかなり薄い緑色のガラス瓶を指します。また、2013年のフォントが大きくなった件も上の画像のようになります。それと、オールド・リップ・ヴァン・ウィンクル・オールド・タイム・ライのBレターの物は画像検索で見当たらなかったのでリストに入れませんでしたが、もしかしたらあるのかも知れません。その他の物でも発見したり、また何かしらの間違いの指摘などは奮ってコメント頂けると助かります。
偖て、今回このような古い貴重なライを飲めることになったのは、日本有数のバーボン・マニアの方とサンプル交換したからでした。こちらから送った物に対して大変希少かつ多くのサンプルを送り返して頂きまして、恰も海老で鯛を釣るが如き結果になってしまったのは申し訳ないやら有り難いやらで…。また画像の提供、そして本ブログの記事を書くにあたっていつも情報提供に協力して頂き感謝に堪えません。この場を借りてお礼を言わせてもらいます。Y.O.さん、この度は本当にありがとうございました! バーボン繋がりに乾杯! では、最後に飲んだ感想を少々。

OLD RIP VAN WINKLE OLD TIME RYE 12 Summers Old 90 Proof
No. 1143
推定96年ボトリング。ほんの少しオレンジがかった濃いめのブラウン。スパイシーな香り立ちからお菓子のような甘い香りも広がる。豊かなベーキングスパイス、フローラル、カラメリゼ、マスティオーク、白胡椒、ドライイチジク、メープルクッキー。口当たりはややウォータリー。パレートは豊かな穀物を感じ易い。余韻はライのビタネスでさっぱりと切れ上がるが、鼻腔にオールドオークとドライフルーツが居続ける。草っぽさやハーブなどの緑感はそれほどなく、甘さとスパイスに振れたバーボニーなライ・ウィスキーという印象。
Rating:87/100