
WILD TURKEY 80 Proof
日本では通称スタンダードと呼ばれる、ワイルドターキー入門編(?)みたいなやつの旧ラベルです。中身は4年熟成と言われています。このラベルの後にセピアトーンのラベルに変わりますが、その時から81プルーフになり、6・7・8年熟成酒のブレンドとなったようです。
私にとって初めて飲んだワイルドターキーがこれで、当時キッズだった私は、ワイルドターキーは「ワイルドである」というイメージに導かれてこれを購入し、それほどワイルドとは感じなかった思い出があります。「あれ?こんなもんなの?」という印象だったんですね。しかし、後に8年101プルーフを飲んだ時、あまりの旨さとその違いに愕然とし、やっぱりワイルドターキーは「ワイルドだったんだ」と思わせ、同時に私をハイプルーフ信者へと駆り立ててくれたのでした。そういう経緯からこの80プルーフのワイルドターキーは私のルーツの一つと言っていい。
それから色々なバーボンを飲み経験を積んだ後、人生で二本目の80プルーフWTを思い出に釣られて買いました。既に8年101プルーフを飲みなれた口です。正直、侮っていました。ところが飲んでみると、これはこれでアリだと思いました。8年101プルーフと較べればヴァニラの風味は弱々しいけど、樽の焦げた味はちゃんとするし、梨の風味を凄く感じてフルーティーなんです。そこにブラックペッパーが振りかかってるイメージ。ちょっと薄いけど、しっかりワイルドターキーの味です。
Rating:82/100
コメント
コメント一覧 (4)
スタンダードは特に飲まなくてもいいかな・・などと考えスルーしていましたが、すごく気になってきました。笑
セピアトーンならまだ店にあったな、、と思い
旧ラベルと味に結構違いはあるものでしょうか??
スコッチマンさん、いつもコメントありがとうございます!
うーん、どうだったかなあ…、飲んだ当時はブログをやり始めるとは思ってもなかったので、意識して飲んでないせいか記憶にないんですよね(笑)。少なくとも原酒構成が変化してるので結構違いはあるかも知れません。個人的には、これら80プルーフ付近のターキーは、8年101に比べて薄いと感じるのは間違いなく、敢えて飲まなくても別にいいとは思いますが、ライトな物が飲みたい気分の時もあるじゃないですか? そんな気分で、なおかつターキーが飲みたいって時に飲むものかと感じてます。
ゆるめが飲みたい時、という観点で考えればアリという発想が頭から抜けていました、早速買って試したいと思います!
ロウワープルーファーにしては美味しいとは思いますので是非!