カテゴリ:企画シリーズ > バー紹介

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今回の投稿は告知です。

本ブログでは既にお馴染みのイラストレーターKazue Asaiさんの作品が、お酒の美術館中野店にて7月初旬から約1ヶ月間展示されます。ギリギリの告知になってしまったのには、皆様もご承知のようにコロナ禍での緊急事態宣言の影響、およびその後の動向がよく分からないためでした。また「初旬」とか「約」とか言ったりしてるのもその影響でして、細い日程は分かり次第、追記の形でお知らせ致します(※7/1〜31の展示で本決まりになりました!)。
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関西からスタートして今や全国的な展開を見せている「お酒の美術館」は、株式会社のぶちゃんマン(代表者 滝下信夫)が運営する事業の一つで、自社買取したオールドボトルを販売するビジネス以外に、希少なお酒をもっと気軽に楽しんでもらいたいとの想いから生まれたスタンディング・バーです。独自ルートでの格安仕入れをしているため、希少なお酒を1杯500円からという驚異の価格設定で提供しながらも高い利益率を確保することが出来るのが強み。店内の品揃えの大半は、現在は原酒不足で終売となった入手困難なジャパニーズ・ウィスキーも含む70年代〜バブル期の洋酒ブームに流通していたボトル群であり、それを手の届きやすい価格で提供するものだから、学生から若い女性、仕事帰りのちょい呑みサラリーマン、 訪日外国人、終売ボトルを懐かしむ中高年まで幅広い方々に支持されています。

8坪あれば開業できるお酒の美術館の加盟店舗は個々にオウナーの個性が出せるようで、オーセンティックな雰囲気のレトロ・バーと言った店舗もあれば、アンティーク感のないパブのような雰囲気の店舗、果ては大手コンビニチェーンとの提携によりイートインスペースを活用した店舗まであります。で、今回ご紹介するのがその中の一つ中野店。2019年12月14日にオープンした同店はオウナーの山田さんの奥様が絵を描かれる方だそうで、店舗には沢山の絵が飾られているのが特徴です。その時々で或る作家さんをフィーチャーするらしく、お酒の美術館であると同時に文字通り絵の美術館ともなる訳です。これはなかなかに独創的なバーと言えるのではないでしょうか。詳しくは下記の「まるっと中野」さんの記事が素晴らしいので参照して下さい。
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そしてこの度、ここに作品展示をすることになったのがKazue Asaiさん。キュートでロックでクレイジーでパンクなお洒落ガールを描かせたら天下無双、只今人気急上昇中のイラストレーターです。彼女はお酒の美術館に合わせて、美女とお酒をモチーフにした絵を大量に描きました。彼女の作品が約30枚も一度にナマで観れる機会はそうそうありません。しかも、お酒を呑みながら…。気に入ったイラストがあれば購入も出来るようですよ☆ 皆さん、是非機会があれば足を運ぶことをオススメします。勿論、私も行きます。「美女」に囲まれながらオールドバーボンを嗜む贅沢時間ですからね。おそらく例の条件付酒類提供(※同一グループの入店 2人以内、酒類提供の時間制限11時〜19時まで、利用者の滞在時間90分以内)になると思われるので、遠方よりご来訪の方は事前にお店に確認を。

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JR中野駅、北口サンモール中野、コージーコーナーを右手に曲がるとすぐのお店です。


お酒の美術館ホームページ
中野店ツイッター
中野区公式観光サイト「まるっと中野」の記事
https://www.visit.city-tokyo-nakano.jp/gourmet/cospa/204983/


Kazue AsaiさんInstagramのギャラリー
https://instagram.com/kazue696?igshid=klp7laozh3e7

Kazue Asaiさんへのお仕事依頼はこちら
audiard196@gmail.com

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今回紹介するバーは新小岩の知る人ぞ知るフストカーレン。駅の南口から6〜10分程度歩いたところにあり、派手な看板はなくひっそりと佇んでいます。97、8年頃からこの場所で営業しているらしく、かつては住所/電話番号非公開だったこともあり、文字通り「伝説のバー」と呼ばれ、マスターとその品揃えは多くのファンを魅了し同業のバーテンダーも通った名店で、2016年に先代の目黒氏から弟子の白石氏に引き継がれました。

私は先代マスターの時代に行ったことはありませんが、おそらく現在のほうがバーボンは充実しているようです。90年代を中心として、80年代後半から2000年代の今では希少なオールドボトルがずらり。特にブラントンズの年代別のストックの数はおそらく日本一ではないかと思えるほど。ヘヴンヒルやワイルドターキーもなかなか豊富。現行品はリミテッド・リリースのちょっと拘ったバーでないと見かけられないバーボンを置いてます。そう、現マスターはバーボンに人並みならぬ愛があるのです。それ故、我々にとっては準バーボン・バーと謂える存在。マスターに自分がバーボン好きなのを告げると、私には高くて購入する気にならなかった貴重な「Evan Williams」の本(写真集?)を見せて頂けました。

バーボン以外では、本数はモルトの方が多いと思われますし、その他のスピリッツやリキュール、旬のフルーツを贅沢に使用したカクテルなどがあります。なのでウィスキー沼にハマったマニアにも、そうでない女性の方などにもオススメ。店内の照明はその日の天候などで微調整するそうで(私が行った日は暗め?)、雰囲気もバツグンです。時々提供されるチャームは多分その時ある旬のフルーツやチョコや生ハムなど拘りの食材。マスターの話術もあり、あっという間に帰る時間になってしまいました。既に現マスターの「自分の色」は出ていますね。

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(画像提供AKR様)

Bar Fust Carlent
東京都葛飾区新小岩4-13-6 水村コーポ1F
03-5607-3484
営業時間 19:00~
水曜定休日

フェイスブック
https://m.facebook.com/pages/%E3%83%95%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3/308199912524189?locale=ja_JP

インスタグラム
https://instagram.com/fustcarlent?igshid=1akwow515nouf

食べログ
https://s.tabelog.com/tokyo/A1312/A131204/13039850/top_amp/

「男の隠れ家」紹介記事
https://otokonokakurega.com/meet/bar/14421/

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先日、久し振りにバーへ遠征して来ました。お邪魔したのはバーボン好きなら誰しも知っている埼玉県大宮のBar FIVE。となると大袈裟に言えばバーボン巡礼の旅という訳ですね。

FIVEのオープンは1998年。元々の店名はファイヴ・ハンドレッドだったと言います。その名の由来は、ウィスキーもカクテルもビールも料理も全て500円だったから。しかも当時は営業時間も夕方5時から翌朝5時だったとか。マスターが「5」を好きなのですかね? そこのところは聴きそびれちゃいました(※追記。マスターがお釣りを渡すのが面倒だったかららしいです)。
あの多くの被災者を生み出した東日本大震災の折り、FIVEも無害だった訳ではなく、200~300本の貴重なオールドボトルが失われたそうです。するとオーナーのマスターはすかさず移転を決め、数ヵ月後には近くの現店舗へ移りました。旧店舗はレッド・ゼッペリンの似合うもっと猥雑な雰囲気だったそうですが、現店舗は黒と白を基調とした小粋なジャズの似合うシックな雰囲気です。

FIVEは基本的にオールドボトル専門で現行品は置いてなく、2000年以前の希少なボトルがずらりと並んだバックバーは壮観であり、それ目当てに県外や果ては海外からもお客さんが訪れるのですが、それだけのバーではありません。寧ろ、強面だが優しくユーモアのあるマスターと気遣いの出来るバーテンダーさんお二人のホスピタリティこそが最大の魅力。バーは「お酒」よりも「人間」に引き寄せられて行く場所だと実感しました。バーテンダーさんの「常連様に支えられています」と云う言葉に深く納得です。ここには酒の自慢話とウンチクだけを語る下品な輩は似合わない。ハイエンド・バーほど畏まりすぎず、居酒屋ほどくだけすぎない、絶妙なバランスはとても居心地が良いのです。

そして「日本一鍋を振るバーテンダー」と異名を取る漢が造るメニューの無い料理もウリの一つ。私は苦手な食材だけを告げてオススメを造ってもらいました。彼の腕前は近隣の会社からデリヴァリーの依頼が来るほどなのです。私が居た時間も注文がけっこう立て込み、来店のお客さんの分もあったので、忙しく料理を造り続け、更には配達まで行っていました。おかげで残念なことに彼とは会話が殆どできず仕舞いでした(笑)。

レアなバーボン目当てで行くのもいいでしょうし、ただ飲んで楽しみたいだけで行くのもいいでしょう。バーボン以外のリカーやカクテルもあり、落ち着いた薄暗い店内と洒落た料理の提供は女性一人でも入りやすいバーでもあります。また不定期で週末にジャズ・ライヴが催されたり、月1でウイスキークラブという厳選されたラインナップを安価に提供するイヴェントもあります。

あと、珍しいのが、これだけの品揃えのバーにしてはランチ営業までやっているところ。なんでもメニューはカレーだけだそうで、サラダとドリンク付きの500円ワンコイン・ランチ。FIVEの由来からして想像通りのお値段。そしてメニューが一種ゆえに吉野家並みのスピードで提供されるのだとか(笑)。気になる方は食べログやRettyで調べてみて下さい。

FIVEは、バーボンの品揃えに関しては少なくとも関東でベスト「5」に入る名店です(ええ、もしかしたら一番か二番かも知れませんが、敢えてこう言いました)。関東圏、もしくは埼玉へお越しの際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。あ、メンバー外の方は事前予約が無難かと思われます。訪問される際は一応お店に確認して下さいね。


BAR FIVE
埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-223 モナークヴィラ1F
048-644-3550

ランチ営業
平日のみ 11:30~14:00(売り切れ次第終了)

バー営業
平日 17:00〜26:00
祝日 17:00~0:00

フェイスブック
https://m.facebook.com/barfive1998/?locale2=ja_JP

インスタグラム
https://instagram.com/fivemao0124?igshid=cxv8c9cm97zs

ツイッター
https://twitter.com/shufuchefkitch2?s=09

ユーチューブ
https://youtu.be/_06Abu7uTUo

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ここ最近、連続で投稿していたバー編は前ポストで終わりです。なので最後にバーの紹介を少しばかり。伺ったバーは千葉県大貫にありまして、その昔三軒茶屋や銀座でバーを経営していらしたマスターが、近くに海はあるものの、繁華街も何もない田舎、普通の家の一階を苦心の末に改装して2017年6月に再オープンされたお店です。その名を「幻の桜」と言います。三軒茶屋や銀座時代に伝説となった、知る人ぞ知る名店です。ここにはビールもカクテルもおつまみもなく、提供はストレートのみ、水割りもありません(チェイサーの水はあります)。はっきり言って行く人を選ぶお店ではあります。しかし、バックバーに並ぶお酒は貴重な物が多く、注いでくれる器もマスターがコレクションされているアンティークグラス、それでいて堅苦しい雰囲気でも、威圧感のあるマスターでもなく、Tシャツとサンダルで行ける正にアットホームなバーでもあります。私はバーボンしか飲んでませんが、バーボン専門店ではありません。むしろ、モルトやその他の蒸留酒のほうが多いくらいです。
どうでしょう、想像できましたか? バーの既成概念を覆す立地に、風変わりなマスター、タイムスリップしたかのような希少なお酒とグラス。長閑な住宅地の一角から、扉を開ければそこは別天地。ここに来れば「序列はなくなる」。興味を持った方は、お店のブログがありますので、下のリンクからどうぞ。営業時間が独特だし、住所も電話番号も公開していませんので、行く前にはブログのチェックが必須です。立地条件と提供物の狭さ故か、経営は厳しいに違いないでしょう。その燈火を消さないためにも、あなたがオールドリカー愛好家なら、関東住まいの方は勿論、遠方の方でも是非訪れてみて下さい。


ああ、そうだ、マスターのお人柄を語る話がひとつあった。私がこちらのバーへお邪魔する前に、昼飯を食べにレストランへ寄ったのですが、 そこに忘れ物をしてしまいました。バーへ着いて、挨拶を済ませ、席に座った時そのことに気づきました。私は飲酒する身ですから電車と徒歩でここまで来ています。歩いて10分くらいのレストランだったので、私は歩いて取りに行こうと思いました。マスターにそのことを告げると、慣れてない土地を何度も歩かせるのは忍びなかったのでしょうか、まずはレストランへ確認の電話をし、その後、マスターの奥様に取りに行くよう取り計らってくれたのです。いくらお客とはいえ、3分前に会ったばかりの者に、心のあたたまる行為でした。
「変わったとこにある店ですけど、マスターの心意気がいいっすね」(一緒に行った相棒の言葉)

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