タグ:ワイルドターキー

バーボンの空き瓶を手軽に、しかもプチプラリメイクでお洒落なインテリアにするこの企画、今回はワイルドターキーです。

使用する瓶は、ワイルドターキーといってもスタンダードなやつじゃありません。昔の免税店向けの製品で、ケンタッキーレジェンドというボトルの形とキャップが独特なやつです(レビューはこちら)。飲み終わったからって捨てるには忍びないデザインですよね。こういうのこそインテリアにしなくちゃ、という訳でこちらです。

DSC_0845

材料は全て100均で揃います。まずワイルドターキーのワイルド感を出したかったんで、園芸用のバークチップを詰め込みました。流石に茶色だけだと寂しいので、上の方にアクセントでラズベリーピックをニッパーで切ったものを入れて、と。一番のキモは、ガラスに書けるペンで瓶のエンボスをなぞってゴールドにしたところ。元のデザインが黒×ゴールドなのに合わせた配色ですので、非常にしっくり来ます。画像で判る通りズタボロのなぞり方なんですけど、気にしません(笑)。それも味ってことで。

DSC_0808

中身はお好みの物を入れて、あとはペンでなぞるだけの簡単DIY。材料費は300円です。皆さんも是非トライして下さいね〜。

IMG_20180618_215427_595
DSC_0584
2018-09-30-20-00-07

WILD TURKEY Kentucky Legend NAS 101 Proof
Bottle No. M-5428
女体のくびれを想起させるセクシーなボトルシェイプと、飛翔するターキーが描かれた頭でっかちのコルクキャップが一際眼を惹くケンタッキーレジェンド。91年に発売された免税店向けの製品です。94年には、ボトルは同一ながら、特徴的だった大きなキャップが廃止され、名称もケンタッキー・トラディションへと変わりました(後の90年代後半にシングルバレルかつバレルプルーフで名称を同じくするケンタッキーレジェンドが発売されました)。
さて、問題の中身なのですが、その手の情報はウェブ上にも殆どなく、バックラベルによると特別に選ばれた樽である旨が軽く書かれているだけです。とりあえず判断できる範囲ではNAS(Non Age Statement=熟成年数表記なし)であること、そしてシングルバレルの記載がないことからスモールバッチではないかと予想します。では飲んでみましょう。

本ボトルは93年ボトリング。ヴァニラ、ブラックベリー、焦がした木材、干しブドウ、アプリコット、ピーナッツの殻、僅かにフローラルノートとパフューミーなムード。口中はナツメグとシナモンが感じやすく、余韻には香水とも薬品とも言えるような薬っぽいニュアンスが出た。味わいは通常の8年より12年寄りのテイストに感じる。けれどもダスティーなフィーリングはそれほどでもなく、またアルコール感のパワーも失われておらず、ある意味バランスの整った印象。
これは私の勝手な推測ですが、このレジェンドのジュースの熟成年数は、味わいから察するに、もし単一年なら9〜10年程度、複数年のブレンドならレアブリードのような12年8年6年のミングリングなのでは?  皆さんはどう思うでしょうか?  飲んだことのある方のご意見が伺いたいですね。
Rating:88.5/100

Value:昨今、ワイルドターキー12年や古めの8年はオークション市場で高騰しています。それに較べると免税店向けの商品群は比較的安価で購入できるので狙い目。中でもこのレジェンドは90年代前半のボトリングということもあり、安く買えればお買い得感が強く、個人的にはお勧めです。多少の液面低下やコルク折れは飲むのにそれほど支障ありません。現にこのボトルはそうでした。

IMG_20180112_005205_037

Wild Turkey 12 years 101 Proof
アメリカ国内では1999年あたりに終売となり、輸出用の製品となったワイルドターキー12年101プルーフ。日本では長らく親しまれたものの、現在では13年熟成91プルーフに取って替わられ、二次流通市場とバー以外ではお目にかからなくなりました。特別な思い入れのある方も多いバーボンが終売になるのは悲しいことですね。

本ボトルは、ちょっと自信はないんですが、推定2002年ボトリングじゃないかなと思います。もっと大きくラベルが分割された昔の12年に対して「擬似分割ラベル」と呼ばれているラベルデザインです。

干しブドウ、オーク、ヴァニラ、塩キャラメル。8年に較べるとだいぶパンチはなく、柔らかい口当たりで、すーっと喉に入っていく。ナツメグやシナモン、タバコの香ばしさが漂い、またラム酒もしくはワイン様のフレイバーが、別樽の後熟なしで出るあたりは圧巻です。余韻にはダスティ・ノートとターキーらしいスパイスネス。個人的には8年派ですが、深みや複雑さは確かに12年の方が上で、おそらくシェリーカスク好きなスコッチ党の方には飲みやすいバーボンでしょう。
Rating:90/100

dcb43da2-4559-4cb2-8b24-e6dda5cdbca4

WILD TURKEY 80 Proof
日本では通称スタンダードと呼ばれる、ワイルドターキー入門編(?)みたいなやつの旧ラベルです。中身は4年熟成と言われています。このラベルの後にセピアトーンのラベルに変わりますが、その時から81プルーフになり、6・7・8年熟成酒のブレンドとなったようです。

私にとって初めて飲んだワイルドターキーがこれで、当時キッズだった私は、ワイルドターキーは「ワイルドである」というイメージに導かれてこれを購入し、それほどワイルドとは感じなかった思い出があります。「あれ?こんなもんなの?」という印象だったんですね。しかし、後に8年101プルーフを飲んだ時、あまりの旨さとその違いに愕然とし、やっぱりワイルドターキーは「ワイルドだったんだ」と思わせ、同時に私をハイプルーフ信者へと駆り立ててくれたのでした。そういう経緯からこの80プルーフのワイルドターキーは私のルーツの一つと言っていい。
それから色々なバーボンを飲み経験を積んだ後、人生で二本目の80プルーフWTを思い出に釣られて買いました。既に8年101プルーフを飲みなれた口です。正直、侮っていました。ところが飲んでみると、これはこれでアリだと思いました。8年101プルーフと較べればヴァニラの風味は弱々しいけど、樽の焦げた味はちゃんとするし、梨の風味を凄く感じてフルーティーなんです。そこにブラックペッパーが振りかかってるイメージ。ちょっと薄いけど、しっかりワイルドターキーの味です。
Rating:82/100

2018-09-11-08-41-03

WILD TURKEY Forgiven 91proof
BATCH NO. 302
ワイルドターキー蒸留所の従業員が誤って飲み頃のバーボンとライウィスキーを混ぜてしまう致命的なミスを犯したものの、エディ・ラッセルが味見するとけっこう美味しかったので結局はリリースすることに。それでミスは赦された、というのが名前の由来。78%の6年熟成バーボンと22%の4年熟成ライウィスキーのミクスチャーだそうです。
お味のほうは、正にバーボンとライウィスキーの中間の風味です。78%もバーボンが使われてるわりには、どうもあっさりした印象をもちます。日本人が飲み慣れてる8年熟成より若い原酒を使用しているのと、度数が低いのが原因でしょうか。正直言ってターキー8年101プルーフのほうが遥かに旨いです。とは言え大手蒸留所がこういうのをリリースしてくれるのが面白いですよね。
Rating:83/100

ワイルドターキーフォーギヴン2

2018-09-11-08-17-29


ワイルドターキー8年とライ、ラベルを遡って一言レビュー。


ワイルドターキー新ラベル2

WILD TURKEY 8 Years 101 Proof
モノクロ チラ見ラベル
2015年から現在。昔のものよりフルーティな味わい。
Rating:86/100


DSC_0668

WILD TURKEY 8 Years 101 Proof
セピアトーン 横向きラベル
2011年から2015年。現行と同じほぼ風味プロファイル。
Rating:86/100


ワイルドターキーライ2

WILD TURKEY RYE 81 Proof
セピアトーン 横向きラベル
アルコール度数が低すぎて少々退屈な味わいに。
Rating:78.5/100


DSC_0667

WILD TURKEY 8 Years 101 Proof
フルカラー 横向き
1999年から2011年。最近のものよりヴァニラフレイヴァーが強かったような気がする。
Rating:87/100


ワイルドターキーライ旧2

WILD TURKEY RYE 101 Proof
フルカラー 横向き
スパイシーでパンチも充分。旨い。けれどもライウイスキー感をあまり感じない。ブラインドテイスティングで提供されたら、当てる自信がない。
Rating:85/100


DSC_0666
WILD TURKEY 8 Years 101 Proof
正面ターキー
〜1999年。アロマ、フレーバー、アフター、全てストロング。味わいが現行品より立体的に感じる。
Rating:88/100


IMG_20180428_013801

WILD TURKEY RYE 101 Proof
クリスマスライ 正面ターキー
未開栓。

採点なし


※レアブリードのラベルの変遷はこちらこちらをご参照下さい。

↑このページのトップヘ